同窓生の皆様へ

同窓会会長 水野賢一(みずのけんいち)

 

 

 同窓生の皆様におかれましては益々ご健勝でご活躍のこととお慶び申し上げます。

 平素は、中津高校発展のために格別なるご高配を賜りこの場をお借りしまして厚くお礼申し上げます。

 

 さて、平成28年5月14日に開催されました「平成28年度中津高等学校同窓会総会」におきまして、新しく同窓会会長に就任させていただくことになりました昭和49年卒業第25回生の水野賢一と申します。紙面をお借りしまして一言ご挨拶を申し上げます。

 

この度、同窓会長という重責を担うことになり、非常に緊張もしておりますし責任の重さも痛感しておりますが、あまり背伸びをせず、新たな役員体制のもと、出来ることから一つ一つ着実に堅実に取り組んでまいりたいと考えております。

 

特に今年度から暫くの間は、昨年度の110周年記念事業のように大きな事業はない訳でございますが、そういった中で、同窓会活動をどう盛り上げていくかが重要な課題であり、先輩諸氏のお知恵も拝借しながら、新役員の中で議論をしてまいりたいと考えております。

 

ご案内のように多くの先輩諸氏、そして歴代の役員の皆様方のご尽力によりまして、輝かしい歴史と伝統を兼ね備えた中津高校同総会であります。こういった歴史と伝統をしっかりと守り、次の時代へきちんと繋げること、同窓会として現役在校生のためにどういった支援が出来るかを真剣に考えること、そして何より同窓会の皆様の心の拠り所となるような楽しい同窓会活動とするため、活動をどう盛り上げていくかが私ども新役員に課せられた課題であると認識しております。同窓会の皆様の引き続きましてのご理解とご協力を心からお願いするものであります。

 

 さて、昨年度は創立110周年という大きな節目の歳にあたり、数多くの記念事業を執り行うことが出来ました。この場を借りまして三尾前同窓会長さん、実行委員長である杉本前副会長さんをはじめ、多くの同窓会役員・会員の皆様、そして纐纈校長先生以下、教職員の皆様、また、関係者の皆様に重ねて感謝申し上げる次第であります。

 

110周年記念事業としましては記念式典、記念誌発行、旭陵留学生の講演会、旭陵ゴルフコンペ、合同同窓会、芸術展、交響詞「中津川」再演奏会などが企画され、多くの皆様のご参加をいただくことができました。

 

中でも、将来に向かって中津高校の教育の一つの柱になるであろう「旭陵留学生制度」につきましては、100周年から継続しており、既に40名をアメリカ、カナダ、イギリスなどへ派遣してきました。この制度は全国でも類を見ない大変先駆的な取り組みとして高い評価を受けており、県内外から数多くの視察を受けるなど全国的にも注目されております。グローバルな視点を持ち、積極性と実行力を兼ね備えた人材育成のためにも、また、高校進学の選択肢の際の中津高校の大きな魅力の一つとしてこの事業を将来に亘り定着させるため、安定的な財源確保を目指し、ソーラーシステムによる太陽光発電所を平成25年に設置しました。

 

また、「校訓の制定」につきましては、生徒達がこの中津高校に学ぶことの意義、拠り所となるものとして、学校の教育理念を象徴する重い言葉であり、卒業生にも馴染みのある校歌の中から中津高校の校風に最もふさわしい「自由と個人の尊厳・思索と自己の完成」とし、正面玄関と校長室に掲げさせていただきました。110周年を機に今後の中津高校の教育の柱となるべく校訓が制定されましたことは大変意義深いことであると思います。中津高校へお出掛けの際には、ぜひ一度ご覧になっていただきたいと思います。

 

結びに、2027年のリニア中央新幹線開通という大きな時代潮流の中で私たちのふるさと「中津川」は今まさに生まれ変わろうとしています。母校の伝統・歴史・文化を尊重し、新たに制定された校訓を教育の柱として、120周年、また、更にはその先を見据え、これからも特色ある地域の代表校として着実に歴史を刻み発展するよう同窓会会員の皆様の更なるご理解とご支援をお願い申し上げるとともに、皆さまのご多幸をご祈念申し上げまして、同窓会長就任の挨拶にかえさせていただきます。

                           (平成28年5月)