関東OB会会長

石黒 広洲(ひろす)

(1962年卒)

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山小屋の床張り作業




<同窓会への思い>

仲間との展示会で木工・木彫・漆塗の作品を展示

仲間との展示会で
木工・木彫・漆塗の作品を展示

会員間の親睦を図りながら、ささやかであっても母校と現役の生徒さんを支援することを大切に考え、同窓の皆様と協力し合って活動しています。さらに、同じ学び舎で学んだ仲間が助け合う環境を醸成することが出来れば幸いなことです。また、母校が立地する故郷中津川のことに関心を払うことも大切と思います。まちが学校を育てるということを理解し、まちの発展にも何にかお役にたてるよう活動で出来るとよいと個人的には考えます。

都内の環境祭りで「マイ箸作り」のボランティア先生

都内の環境祭りで
「マイ箸作り」のボランティア先生

特に意識するのが、 出会いの場としての同窓会です。新しいご縁による、人生の深まりや新しい発見が魅力ではないでしょうか。その一助となればとの思いから、会員間コミュニケーションの向上を目的として最近ホームページを立ち上げました。幾つかの先行サイトがあるので、これらと補完出来るような内容を盛り込むことに努力しています。

視野を広げるため東京岐阜県人会へも参加をし、更に東濃地区の高校同窓会とも情報交換をしています。最近、若手の参加が増えないのは残念なことです。縁を大切にしたいですね。

<今の生活の一端>

セルフで建設中の里山活動の拠点となる山小屋(在来工法)

セルフで建設中の里山活動の
拠点となる山小屋(在来工法)

 年金生活者としての第二の人生の中心に、地方の産業・文化政策をどの様に構想するかをテーマとする地域研究家活動を位置付けています。これは、会社退職直前に大学院で学んだ都市・地域政策をベースにしたもので、趣味である漆や木彫・木工に関わりの深い地場産業の衰退ぶりを様々な機会に垣間見て疑問を感じたことに端を発しています。

グリーン経済の時代と言われ始めた昨今ですが、地域産業の復興を目指して自らが変化する重要性を意識させられます。自動化システム機器の研究・開発に携わった会社生活での経験とは間逆の関係で、人生二毛作を実践する方向性も合わせ持っています。趣味に関わって手仕事を大事にするのも同根であり、最近は、東京近郊での里山活動の場を地域研究の現場とすべく、セルフで山小屋を建てながら漆の植樹を行い、間伐材を利用したマイ箸やスプーンを作る教室も不定期で実施しています。

里山活動の一環で米作りに参加

里山活動の一環で米作りに参加

最近注目されているロハスやスローライフに関心を寄せ、農園で野菜作りを行い、環境や工芸等に関わるNPO的な活動にも会員として参加しています。色々手を出し過ぎと家族からは言われますが、自分の中では全て繋がった事柄です。将来何か二毛作の複合的な成果が出せ、世の中に発表出来れば幸いと思うこの頃です。
以上(2010年4月10日記)

<略歴>
1966年名古屋大学工学部電子工学科卒業。
同年日本電気株式会社(NEC)入社、郵便番号自動読取区分装置など文字認識技術の開発とこれを応用した制御システムやデータ入力機器の開発、製品計画、マーケティング、品質保証の管理業務等に従事し2001年定年退職。
在職中の2001年中央大学総合政策研究科卒業(総合政策修士)。
2001~2002年にかけて英国カーディフ大学で客員研究員生活を送り、ウェールズ地方における地域の自律特性を研究した。
帰国後2002年から中大研究開発機構の客員研究員として活動し、羽村市産業活性化会議のコーディネータも務めた。
その後産業と文化の融合という観点から全国都道府県における文化政策の調査・研究を行い、成果を日本公共学会研究会で発表した。
2002~2003年東京コミュニケーションアート専門学校非常勤講師。
現在、地域研究家として活動。木彫家でもあり、漆工や木工など天然材料を使った手技を大切にする工芸運動の拠点として「手技のゆりかご」を主宰。
現在、中津高校同窓会関東OB会会長、東京岐阜県人会理事、日本公共政策学会正員。
東京都日の出町在住。

イギリスで習ったウェールズ地方伝統工芸の一木彫りの作品

イギリスで習ったウェールズ地方
伝統工芸の一木彫りの作品




関東OB会ホームページもご覧ください
http://www2s.biglobe.ne.jp/~HICUBE/nakatsu/index.htm