同窓会長あいさつ

同窓生の皆様へ

 会員の皆様におかれましては益々ご健勝でご活躍のこととお慶び申し上げます。平素は、中津高校発展のために様々な角度から格別なるご理解とご協力を賜り心から厚くお礼申し上げます。

 さて、長年の課題でありました「中津高等学校同窓会ホームページ」を、今回リニューアルすることになりました。これにつきましては、一から構築しなおしたため、財政的にもマンパワー的にも大きな負担でしたが、ホームページ委員長であります同窓会副会長の曽我望武様、また学校側の担当でいらっしゃる洞田和伸先生をはじめ関係者のみなさまの大変なご尽力によりましてようやく新たなスタートを切ることができました。ここに深く感謝申し上げます。

 ご案内のとおり、会員の皆様と同窓会、そして高校、ひいては在校生とをつなぐ媒体としてホームページは欠かすことのできないものであり、今後とも会員の皆様に親しまれ、より付加価値の高いホームページの構築に取り組んでまいりたいと考えておりますので、会員の皆様の引き続きましてのご理解とご協力をお願い申し上げます。


 私自身は、還暦も過ぎ、正直申し上げてアナログ人間でありますので専門的知識は持ち合わせておりませんが、ホームページ委員会では様々な動画の発信やドローンを駆使しての最新の学校内の映像の発信、同窓会先輩諸氏が関係されます企業とのネットワークの構築、会員の皆様からの様々な意見の書き込みや情報交換の場の構築等も手掛けていただけるような計画になっており、大変期待をしております。
 どうか、この「中津高等学校同窓会ホームページ」が会員にとって、ふるさとへの想い・思い出につながるような役目を果たせるよう願っております。


 昨今の同窓会本部の活動は、対外的な活動が制限される中、地道ではありますが、まず取り組めることから取り組もうという思いから、今回のホームページのリニューアルをはじめ、これもまた懸案となっておりました寄贈美術品の保安管理と目録の作成、同窓会会則の見直しと改正案の作成、会計担当事務の明確化等に取り組んでおります。
 寄贈美術品につきましては、同窓会所有の前田青邨先生の絵画をはじめ、大変高価でかつ貴重な美術品が数多く存在しておりますが、いったいどれほどの物がどう管理されているのかを全面的に調査をし、しっかりと目録に落とし、後世に残してまいりたいと思っております。今後、保安管理・目録の作成には予算が必要になってくると思いますが、その際は同窓会予算に計上した上で、ご承認をいただく予定であります(あるいは、予備費の流用)。なお、目録が出来ましたら皆様にも情報提供する予定です。
 また、同窓会会則の改正につきましては、①定時制の理事の選出方法の変更、②会計担当から学校職員を外し、理事から1名とし、本来あるべき同窓会として自立した会計処理を行う方向性とすること、等について改正案を作成し皆様にお諮りをする予定であります。なお、②の改正に伴い、同窓会専門のプロパー事務員を新たに採用することができました。
 

 終りになりますが、2027年のリニア中央新幹線開通まで、残すところあと5年余になりました。

 市内では、アクセス道路としての濃飛横断道(県事業)、東濃東部都市間道路、青木斧戸線、神坂スマートインターチェンジ等の工事が着々と進んでいます。更には、JR関連では車両基地の安全祈願式やリニア駅の起工式が、また、市関係ではリニア駅周辺区画整理事業の安全祈願式が行われ、開業に向け各種工事もいよいよ本格化します。また、リニア駅周辺のデザインについても具体な案が示されました。静岡県の流域問題もあり、JRは2027年の開通が遅れると表明していますが、停車駅の出来る沿線のまちとしては、当初の計画に従い着々と準備を進めることが大切であると思います。


 そういった中、母校の伝統・歴史・文化を尊重し、これからも特色ある地域の代表校として着実に歴史を刻むことができますよう、役員一同引き続き努力してまいりますので、会員の皆様の更なるご理解とご支援をお願い申し上げるとともに、ご多幸をご祈念申し上げまして、ごあいさつとします。