WEB美術館

ようこそ、中津高校同窓会WEB美術館へ

中津高校同窓会は、日本画の巨匠・前田青邨による名作「袈裟御膳」をはじめとして、数多くの卒業生が手がけた珠玉の作品を所蔵しています。
これらの作品には、かつて中津高校で青春を過ごした人々の情熱、感性、そして創造力が込められており、時代を超えて私たちに語りかけてくるものがあります。

ぜひ、下記より作品をご覧いただき、アートを通じて母校の誇りや絆を感じていただければ幸いです。
中津高校が育んだ美の軌跡を、どうぞ心ゆくまでお楽しみください。

■中津川市 苗木遠山資料館倉庫

袈裟御前 明治35年(1902年)頃

青邨(せいそん)は故郷・中津川で、袂姿御前を初期作品として描きました。中津川高等女学校の観閲会での作品制作にあたり、題材を探していた彼は、地元の郷土誌『濃飛故実集』に登場する「北面の武士・渡辺遠忠の妻」の逸話に感銘を受けます。

この女性は、討ち死にした夫の身代わりとなって戦に向かうため、死装束をまとい出陣したとされ、その姿に青邨は強く惹かれました。彼はこの「袈裟」を基に、季節や場面に応じて細部を変えた複数のバリエーションを描いています。

作品には、女性らしい優しさや静かな緊張感が漂い、まるで屏風絵のような品格があります。表情やしぐさには生命感があり、青邨の画風の芽生えが感じられます。

■中津高校 校長室

■校長室前廊下

■小会議室

■中庭

■職員室前廊下

■第3棟渡り廊下西

■第3棟渡り廊下東

■大会議室

■美術室倉庫

感謝の言葉

中津高校同窓会WEB美術館をご覧いただき、誠にありがとうございます。この美術館は、卒業生や関係者の皆さまのご協力とご支援によって成り立っています。
作品を提供してくださった方々、そして日頃から同窓会活動を支えてくださる皆さまに、心より感謝申し上げます。

これからも中津高校同窓会は、皆さまと共に歴史と絆を大切にし、さらなる発展を目指してまいります。
引き続き温かいご支援とご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。